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山と森の店 「遊山」

店長の旅のつれづれ日記

この季節はヤマモモだ

以前から気になっていた店のお客様で、土佐市波介で沢山のヤマモモを育てている原農園に先日行ってきました。昨年育てたヤマモモをいただき、その美味しさにびっくり、今年は是非訪ねてみようと連絡を取り行ってきました。山間の棚田とか、山の傾斜地に育てているかと思っていたが、全く平野部で樹齢約30年の木、百本以上が並木状態で植えられていました。

 しかし今年は裏年で実の付が少ないという話でした。品種は森口で、例年だと沢山の実が付くそうです。そして大きい実に甘い。日本では徳島県に次いで高知県の生産量が2位だそうです。私はこの季節に食べるヤマモモが大好きでもあり、幼少期の思い出の食べ物でもあります。それは私の田舎は昔から7軒の家があり、その中の2軒に大きなヤマモモの木が、家の裏にあり、毎年共同でヤマモモを収穫していました。(田舎の恒例行事か?) 高所が得意なおんちゃんが(一番偉くてかっこよかった。)木に登り揺らす。そして樹下では不要になった蚊帳を広げて落ちてくるヤマモモの実を受け、それを均等にボール等に分けていました。(おばさん達は賑やかと言うよりも、うるさかったが大笑いで楽しかった。)

 私はその日が来るのを毎年楽しみにしていました。昔はとにかく何かあると共同で作業することが日常茶飯事でした。ヤマモモ収穫は古き良き時代、楽しくて懐かしい思い出でした。

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